どーも、ショーです!
中国輸入×OEMビジネスをスタートするには代行会社もしくはパートナーの存在が必要不可欠になってきます。
ショーが中国輸入をスタートした2016年頃は10社ほどしか代行会社がありませんでしたが、
2023年現在は、小規模な代行会社も含めると50社以上あると言われています。
50社以上の代行会社があるとどこを選んだらいいのか迷う方もいると思います。
今回の記事では中国輸入初心者の方でも迷うことなく選べるように、
具体的な料金相場と選ぶ際のポイントをお伝えしていきます!
代行会社の役割
代行会社の役割は、以下の通りになります。
・商品リサーチの手伝い
・仕入れ工場との交渉
・検品作業
・梱包作業
・インボイス(輸入許可証)の発行
・発送作業
基本的にはこの流れであなたのビジネスを手助けしてくれます。
これだけ多くの作業を中国側でやってもらうとなると、
代行会社選びはとても重要になってきます。
代行会社に支払う費用
ここからは代行会社に支払う費用を解説していきます!
ショーがコンサル指導している生徒さんの中でも、
相場より高くない?と感じたケースが何度かありました!
今まで同じ代行会社しか使ったことがない人や同業者との繋がりがない人は、
比較対象がないので当たり前のように利用されていると思いますので、
今から解説する内容を見て一度あなたの代行会社と比べて見てください!
代行手数料
あなたのリサーチした商品を代わりに仕入れてもらうことになりますので、
代行手数料が発生してきます。
これは代行会社によって「月会費」「商品代金の〇%」みたいな感じで決められています。
最近のイメージだと自分でどちらか選択できるようになっている代行会社が多く、
あなたが毎月仕入れる額に応じてどちらがお得なのか計算して決めるのがいいと思います!
A:代行手数料は商品代金の5%
B:月額制度30,000円
このような感じで選択できます!
スタート直後で毎月の仕入れ額が少ない場合は、
仕入れ代金に対して手数料を払う方がお得な場合が多いです!
逆に最初からOEMでスタートしてある程度のロット数を発注する場合は、
月額制度の方がお得になることが多いです!
途中で変更もできますので不安な方は仕入れ代金に対しての手数料で良いと思います!
商品代金に対する手数料の場合、5~10%が多いです。
それ以上の手数料となると高いのでその代行会社はあまりオススメしません!
月額制度だと、25,000円~40,000円ぐらいが相場になってきます。
25,000円以下だと安い印象で、40,000円を超えてくると相場より高くなってきます。
為替手数料
あなたが仕入れる商品が決まったら代行会社に日本円で振込みをします。
その際に、為替の変動で代行会社側が損する可能性もありますので、
「為替レート+〇元」みたいな感じで設定しているところが殆どです。
為替手数料を設定していない代行会社もありますが、
基本的にはどこの代行会社も設定している事が多いです。
・商品代金20元
・為替レートが1元=18円
この場合、20×18=360円が商品代金ですが、
・為替手数料が「1元」だった場合、
20×(18+1)=380円が商品代金になります。
クレジットカードによっては支払日の為替レートではなく、
カード会社に請求が届いた時点での為替レートが適用される場合がありますので、
こちらも確認しておいた方が良いと思います!
為替レート+為替手数料0.5円or1円が基本的な相場になります!
国際送料
商品代金を除くと一番かかってくる経費が国際送料になります。
国際送料に関しては、航空便か船便なのかで大きく金額が変わってきますし、
国際送料を占めるウエイトが大きいことからシビアに見ていく必要があります。
また、コロナの影響で国際送料が高騰しています。
ショーが中国輸入をスタートした2016年頃は、
航空便のOCSで「101kg~15元/kg」くらいが妥当な金額でしたが、
2023年6月現在だと同じOCSで「101kg~19元/kg」の費用が掛かっています。
ちなみにコロナピークの2020年は、「101kg~40元/kg」まで上がりました。
ここまで送料が高騰すると航空便だと利益でないですね(笑)
船便の場合だと航空便に比べ送料を抑えることができます。
デメリットとしてはFBA倉庫に到着するまで1ヵ月程日数がかかりますが、
それでも前もって発注して在庫に余裕を持たせることで船便を使えるようになりますので、
昨今のコロナの影響で送料が高くなっている事を考えると、
在庫切れのなどの可能性があるイレギュラー以外は、船便を使った方がいいですね!
航空便の場合、「101kg以上19~23元/kg」くらいが現時点で妥当な金額になります。
船便の場合、「100~200kgで9元/kg」、「201~500kgで8.5元/kg」、「501~1000kgで8元/kg」くらいが現時点で妥当な金額になります。
※2023年6月1日代筆
検品手数料
代行会社に商品が届いた段階で不良品が混じってないか検品してもらう必要があります。
過去のコンサル生で「傘」を仕入れたコンサル生が居ましたが、
1,000個中300個強が不良品だった事がありました。
サンプル確認時は品質に問題なかったので本発注したんですが、
いざ、代行会社に届くとこのような事も十分に有り得ます。
中国側の検品で発覚したのが不幸中の幸いでしたが、
もし検品をせずにFBA倉庫に発送して販売していた場合を考えるとヤバかったですね。
検品手数料は代行会社によって様々な設定がされていますが、
基本的には「無料検品(簡易検品)」と「有料検品」が存在します。
無料の簡易検品は、「目視で外観にダメージがないか」、「商品ページと同じ物か」を確認し、
有料検品になると、実際に開封して中身を確認してくれます。
有料検品の手数料ですが、基本的には1商品あたり1~2元くらいが妥当な金額になります。
ラベル貼り付け・その他
代行会社から直接FBA倉庫に発送してもらうことになりますので、
中国側でFBAラベルを貼りつけてもらう必要があります。
商品によっては外箱に直接FBAのバーコードを印字することで、
ラベルを貼りつける必要はなく費用が発生することもありません。
その他には、「同梱物を入れてもらったり」「OPP袋の取り換え」などに費用がかかります。
FBAラベルの貼り付けは1商品あたり1元くらいが相場になります。
こちらからFNSKUが記載された商品ラベルをPDFで送ることで、
代行会社側で印刷して貼り付け作業をしてくれます。
代行会社を選ぶ際のポイント
ここからは数ある代行会社の中から選ぶ際のポイントとして大事なことをお伝えします!
コミュニケーション
ショーが一番大切だと感じる事は、コミュニケーションが円滑に取れるかです!
中国輸入をされている大半の方は中国側のパートナーに会ったことがない事が殆どだと思います。
昨今コロナの影響で中国に行きにくい事もありますが、
一度も会ったことがない人をパートナーにすることはある意味勇気がいります。
ショーも初めて中国輸入をスタートした時はあまり中国人のイメージが良くない事もあり、
お金を送金する時も、「持ち逃げされないかな?」とか不安な気持ちがありました。
けど、そんな不安も毎日のようにコミュニケーションを取っていく事で解消されていき、
今ではとても信頼できるパートナーになっています。
人と人とのやり取りになりますので相性もあると思いますが、
一番の目的はビジネスを円滑に進めることです!
基本的にはチャットでのやり取りになると思いますが、
もしあなたの不安が解消されない場合はSkypeなどを使って会話してみる事も一つの選択肢です!
スピード
中国輸入×OEMはスピードがとても大事になってきます。
中国側がこちらの要望に対して迅速に対応してくれるか、くれないかであなたの中国輸入での成功が左右されます。
スピードと言っても検品のスピードだったり梱包のスピードだったりありますが、
こちらの質問に対して「あなたが求めている答えが素早く返ってくるか」が大事です!
あなたの疑問点をすぐに解消してくれる代行会社は信頼できます。
また、通関で荷物が止まったりした際のトラブル解決にも、代行会社の協力・スピードは大事です!
料金
最後に料金ですね!
料金は「安ければ良い」というものではありませんが、
料金に対するサービス内容に納得できるかどうかが重要です。
こちらの記事でお伝えしたおおよその相場を理解したうえで、
各代行会社の料金形態を見比べてみてください。
相場から大きくかけ離れた代行会社はなるべく避けましょう!
まとめ
代行会社へ支払う費用はできるだけ抑えたいと思いますが、
料金だけではなく「信頼できるか」の部分がとても大事になってきます。
また、いざ代行会社にお願いすると予想外の費用がかかってしまうケースもありますので、
まずは、代行会社と契約する前にあなたの疑問点を全て問い合わせて聞いてみてください。
この時あなたが聞いた質問に対して返答までの「スピード」も確認してください。
もしあなたが代行会社選びに迷っている・悩んでいる場合は、
メルマガ・LINE@からお気軽にお問い合わせください!
それでは、本日はこのあたりで!