どーも、ショーです!
突然ですが、あなたはPL保険に加入していますか?
なんとなく聞いたことはあるけど加入はしてないよ?と言う方も居ると思いますが、
中国輸入ビジネスをやっていくにあたりPL保険は加入必須保険となります!
厳密に言うと絶対に加入しないとNGって事ではないですが、
加入していなかった場合、万が一の際にあなたが損害賠償を支払わないといけない可能性があります。
今回の記事では、
●PL保険とはどのような保険なのか
●PL保険の加入方法
●保険料の目安
こちらについてお伝えしていきます!
PL保険はどんな保険!?
PL保険(生産物賠償責任保険)になります。
生産物賠償責任保険(せいさんぶつばいしょうせきにんほけん、PL保険)は第三者に引き渡した物や製品(Product)、業務の結果(Completed Operation)に起因して賠償責任を負担した場合の損害を、身体障害または財物損壊が生じることを条件としてカバーする賠償責任保険である。
出典:ウィキペディア(Wikipedia)
例えば、
あなたが中国から「傘」を仕入れて販売をして、
その傘を使用中に傘の骨組みが使用者の手に刺さって怪我を負った場合、
あなたは商品の輸入者になりますので損害賠償責任を負わなければなりません。
要はあなたが販売した商品を使用していて第三者に怪我を負わせて損害賠償を請求された際に、
代わりに保険会社が損害賠償金を支払ってくれることになります。
もっとわかりやすく説明すると「自動車の任意保険」と同じです!
冒頭でもお伝えした通りPL保険は加入必須ではないですが、
自動車の任意保険は車を運転する7割の人が加入していると言われています。
あなたも車を運転するなら任意保険に加入していると思いますが、
PL保険も同じような感覚で加入することをオススメします!
売り上げ規模が少なくても必要
ショーのコンサル生からもたまーに相談受けますが、
売り上げ規模が少なくても加入はしている方が良いです。
あなたが中国から仕入れた商品を日本で販売する以上は、
事故が起きた時の責任は全てあなた自身が背負うことになります。
保険(ほけん)は、偶然に発生する事故(保険事故)によって生じる財産上の損失に備えて、多数の者が金銭(保険料)を出し合い、その資金によって事故が発生した者に金銭(保険金)を給付するための制度。
出典:ウィキペディア(Wikipedia)
例えば、
あなたが車を購入した場合、休日しか乗らないから任意保険は加入しません!
って言う人はほとんど居ないと思います。
それと同じで売り上げ規模が少ないからPL保険に入りません!
ではなく、売り上げ規模に関わらず加入するのが安心です。
PL保険の加入方法
PL保険の加入方法については主に2パターンあります。
●保険会社のPL保険
●商工会議所を通して加入する
どちらの方法で加入しても変わりませんので、
あなたが加入しやすい方法でしてみてください!
保険会社のPL保険
以下、国内保険会社のPL保険になります。
●東京海上日動(PL保険:生産物賠償責任保険)
●三井住友海上(賠償責任の保険)
●損保ジャパン(商賠繁盛)
●共栄火災(賠償責任に関する保険)
主にこの4つが国内保険会社のPL保険となります。
加入の際には必ず「国内PL保険」に加入するようにしてください。
国内PL保険は、日本国内での事故に対して保証が効きます。
海外PL保険だと、日本国内の事故に対して保証が効きませんので注意してください!
商工会議所を通して加入
商工会の「ビジネス保険総合制度」と言う保険があります。
商工会のビジネス保険総合制度では、
事業活動を取り巻くリスクに対して4つの補償制度があります。
●賠償ユニット(賠償事故の補償)
●物損害ユニット(設備・商品等の補償)
●休業ユニット(休業に関する補償)
●工事物ユニット(工事に関する補償)
これからの中からあなたの業種に合わせて加入していく仕組みになっています。
個人でされていて従業員がいない場合は、「損害ユニット」だけで十分と思います!
ちなみにこちらは商工会と保険会社が提携しているものになります。
商工会経由で保険に加入するイメージです!
商工会を通して加入するメリットとしては、
保険料が安くなる事が一番のメリットとなります。
しかし、商工会を通して加入するには商工会会員に入会する必要があります。
年会費は事業規模にもよりますが個人事業主の方で1万円前後かかりますので、
直接保険会社で加入した場合と比較してからどちらがお得か確認してから加入する事をオススメします!
保険料の目安
気になる保険料ですがあなたの販売商品、売上高によって変わってきます。
これは車の車両保険と同じで考えで、
例えば「フェラーリ」と「プリウス」だと事故した際の損害額は大きく違ってきます。
これは単純に事故した際に保険会社が支払う額がフェラーリの方が大きいので、
その分毎月の保険料も高く設定されています。
販売商品がフェラーリで、売上高が購入価格みたいな感じです!
ただ目安としては、基本的にはスタートして間もない頃は年間1万円以内で加入できます。
その後、売り上げ規模が上がっていくにつれて徐々に金額が上がるイメージです。
初め見積もりをお願いする際に売り上げがわかる書類が必要になってきます。
●原則として直近会計年度(一年間)の売上高を申告いただいておりますが、新規事業や一年未満の場合は、事業計画書等の見込み売上高による保険料の計算となります。
●取扱いの一部商品のみの申告は受付できません。全ての商品の申告をお願いします。
予め準備しておくとスムーズに進むと思います!
まとめ
PL保険の重要性は理解できましたでしょうか?
100%の事故を防ぐことは難しいですが、
万が一のときの備えはどのビジネスでも必ず必要になってきます。
ちなみにショーは5年間中国輸入ビジネスをしていますが、
賠償請求された経験は一度もありません。
しかしPL保険のお陰で安心してビジネスが出来ていることも事実です。
年間何十万もかかるような保険でもありませんので、
まだ中国輸入スタートして間もない方でも加入しておくことをオススメします。
それでは、本日はこのあたりで!